2017年の世界的なテック企業によるアフリカ投資
こんにちは。
アフリカは成長市場であり、世界中から注目を浴び始めています。
今日は世界的な企業による最近のアフリカへの投資をみていきます。
1.Uberは2000万ドル(約22億円)をエジプトへ投資すると発表(2017年10月)
世界各都市で展開されている配車サービスのUberはエジプトの首都カイロにサポートセンターを設置し、今後5年間で2000万ドルを投資し、700人の雇用を創出するとしています。
また、エジプト政府と協力し国の渋滞を緩和する目的でバスサービスも開始しています。
2.Microsoftは2018年までに南アフリカのヨハネスブルグとケープタウンにデータセンターを開設する予定であると発表(2017年5月)
MicrosoftはOffice360をはじめとするさまざまなサービスをユーザーに効率よく提供できるようにするため、2018年までに南アフリカのヨハネスブルグとケープタウンにデータセンターを開設する予定であると発表しました。
アフリカ市場が秘めるポテンシャルが高く、クラウドサービスに対する需要が高まっていることが理由のようです。
3.Googleはパートナー3社とインターネットインフラ整備に1億ドル投資を発表(2017年5月)
Googleがケニアの首都ナイロビに設立した光ファイバー網の整備のCSquaredは南アフリカの投資ファンドであるConvergence PartnersとIFC(国際金融公社)、そして三井物産から出資を受け、インターネットインフラ整備に1億ドル投資することを発表しました。
Convergence Partnersはガーナ、ウガンダで4G回線や公共のWi-Fiネットワークを整備しており、これからリベリアにも広げていくようです。
中国は2030年以降人口は減少しますが、アフリカはそれ以降もどんどん続け、2050年には世界の人口の4分の1がアフリカ人になると言われています。
今後もいろんな企業がアフリカへの投資に乗り出していくと思うので、注目していきたいと思います。