インドのスタートアップエコシステム
こんばんは。
1日1記事ってなかなか大変ですな、、
ケープタウンの記事を書いているのですがまとまっていないので今日はインドのスタートアップエコシステムについて書きます。
youtubeにこんな動画があったのでみてみました。
世界が注目!成長を続けるインドのスタートアップエコシステム -NEST2016- - YouTube
日付が変わっちゃいそうで時間がないので要点をまとめていきます。
・モデレーター
松田 憲幸 (ソースネクスト株式会社 代表取締役社長/新経済連盟 理事)
・パネリスト
サヒル・バルア (Delhivery CEO兼共同創業者)
アルヴィンド・グプタ (デジタル・インディア・ファンデーション 創設者/インド人民党 ナショナル・テクノロジー・ヘッド)
ラジェシュ・サハニ (InnerChef 共同創業者/GSF 創業者)
現在はインドは日本のGDPの半分くらい
人口が6年後には中国を抜く
8年後にはGDPで日本を抜く
VCの投資金額でいくと…
1位:アメリカが68b$
2位:中国37b$
3位:インド9b$
…日本0.6b$
(2015年)
*VCの投資金額ではインドは世界で3番目
2015年のインドのスタートアップの数は18,000
シリコンバレーより多い
なぜそこまで増えたのか
施策
・デジタルインディア
インターネットを安価で提供する
人口12億5千万人のうち約2億5千万人はネットに接続している
残りの10億人はネットに接続できていない
・スタートアップインディアというポリシー
インドワークカルチャーを変える
最も簡単に起業、廃業ができる国を目指す
失敗が下に見られず、評価される国へ
・政府が主に投資しているのは3つ
インキュベーター設立
スタートアップのための基金を創設
政府がスタートアップの製品サービスの1番の消費者になった
(スタートアップの製品サービスの30%はインド政府が消費)
過去10年の最も大きな変化はモバイルデバイスの普及によってデジタル経済へ大きくリープフロッグした
・有線を飛び越えてノキア(通信機器大手)が台頭、一時は85%の市場占有率
・ノートパソコンを飛び越えて、すぐにスマホが普及、
・決済、多くの国民がクレカを持っていない、2000万枚以下だがWalletは利用者1億人以上、よってEコマースが飛躍的に伸びている
・インドにはレストランがあまりないがそれを飛び越えて出前が普及
歴史的なリープフロッグを実現するための3つの要素
・市場
・人材
・資本
マーケット、資金調達の環境が整ってきているのが過去10年の大きな変化
・インターネットの普及によりさまざまな領域で起業しやすい、事業拡大しやすくなった
・文化の変化、10年前は海外で仕事を求める人が多かった(95%くらい)が最近はインドに残り仕事を求める人が多くなった(2人に1人くらい)
・政府そのものの変化、例えばオープンデータプラットフォームなどを提供してくれるようになった、様々なデータにアクセスできるようになった
インドには10社のユニコーン企業(評価額10億ドル以上かつ非上場のベンチャー)がある
アメリカの上位3、4位の会社はインド人がトップを務めている。
ただの議事録みたいになってしまったけど日付変わる前にあげます。
また明日の記事に続きをまとめます。